ゴー!医見

つばさクリニックでは毎月院内広報誌「ゴー!つばさ」内の院長のエッセイです

5月15日、NHKが「ニュースウォッチ9」で大事件を起こしました。エンディングで「コロナ禍を振り返る」というテーマの映像を流したのですが、その内容が噴飯ものだったのです。コロナワクチン接種後に死亡した人の遺族の映像を流したのにもかかわらず、ワクチン接種被害のことは一切触れず、コロナで亡くなった人の遺族と思わせる作りだったのです。


極めて悪質な捏造放送


NHK側は事前に、ワクチン接種被害者の会に取材依頼をしているのです。被害者遺族はワクチン接種の被害の実態を知ってもらい、これ以上の被害者を出さないことを願って取材に応じたのです。実名と素顔を晒しています。翌日の番組でキャスターが「誤解を与えた」と言って謝罪をしましたが、謝ればいいという問題ではありません。以前からコロナワクチン接種後に2000人以上亡くなっている事実はほとんど報道せず、今回はワクチン接種被害者から知り得た事実を全く報道しないばかりか、コロナで亡くなったかのような印象を与えています。こういうのを世の中では捏造報道と言います。


ワクチン被害の報道はタブー?


この問題が国会でも追及され、野党議員から「NHKはワクチン被害には触れてはいけないという方針があるのか?」という質問がありました。NHKの担当者はイエスともノーとも言わずに訳の分からない答弁をしていましたが、否定しないということはそのような方針があるのでしょう。こんな放送局が国民から受診料を強制的に徴収するというのは横領という犯罪に等しいと思います。ある意味、今回NHKは墓穴を掘ったといえるでしょう。


国立感染症研究所の論文

4月28日、国立感染研究所(以下、感染研)がワクチン接種の重症化予防効果に関する論文を発表しました。9都道府県の21の病院において、呼吸不全で入院した人をワクチン未接種、1回接種、2回接種と分類し、それぞれのコロナ検査結果を分析したものです。彼らの言い分では3回接種の重症化予防効果は99.6%ということです。一般の人はこれを読むと「へーえ、やっぱりワクチンは効果あるんだ」と思ってしまいますよね。多分、医者であってもほぼ大多数が騙されていると思います。深く考えていない医者が多いのです。

墓穴をアリの一穴に

この論文は感染研のホームページに載っています。これを読んだら恐ろしい事実が判明しました。オミクロン流行期では、人工呼吸器を要する状態になった中で、3回接種したのは116人でした。そして、ここからが重要ですが、そのうちコロナ陽性は12人、陰性は104人です。「やっぱり、ワクチンを打つとコロナに罹りにくいんだ」と思ってはいけません。ワクチンを3回打った中で102人もの人がコロナ以外の病気が原因で人工呼吸器を要するほどの重症になってしまう、ということなのです。コロナが原因の人よりも10倍近く多いのです。更に、このことを接種回数別で見ると、2回接種群は21人、3回目接種群は4倍以上の89人!回数を重ねるほどコロナ以外の病気で人工呼吸器を要する人が増えてしまうのです。今回の論文は21病院から得られたデータですので、ある意味氷山の一角です。全国の病院で同様のことが起こっているとすれば、先月も紹介した超過死亡激増の原因を示唆しているものと思われます。ワクチン接種が始まった一昨年は5万人、昨年は11万人ほど例年よりも死亡数が多かったのですが、政府はいまだにその原因を発表していません。

NHKに続いて感染研も墓穴を掘りました。これをアリの一穴としてワクチン行政の闇が追求されることを願います。


「ゴー!医見:2023年6月 墓穴からアリの一穴へ」をダウンロードする


つばさクリニック院長 石川 亨


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