生活習慣病
生活習慣病というのは、食生活を中心とした日常生活の乱れが原因で起こる病気のことです。
代表的なものは糖尿病、高血圧、高脂血症です。これらの病気は、脳卒中や心筋梗塞などの原因になります。
そして恐ろしいことに、ほとんどの場合に自覚症状がないことです。
知らないうちに病気が進行し、気がついた時には取り返しのつかないことになっている、ということが往々にしてあるのです。
最悪の場合は突然死に至ることもあります。そのため、「沈黙の殺し屋(サイレントキラー)」という呼び名があるくらいです。
治療は飲み薬、食事療法、運動療法が中心になります。「薬を飲み始めるとくせになるのではないか?」「食事療法、運動療法を続けるのは辛いのでは?」といった声をよく聞きます。そんなことはありません。
当院で治療すれば、必要以上のお薬は出しません。また、きびしい食事療法や運動療法をやってもらおうとも思っていません。
無理のない範囲で、しかもその人にあった、長続きするような治療法を選択します。
大切なのは、病気と闘うのではなく、病気とともに生きることです。
薬を飲まずにきびしい食事療法、運動療法を行うか、あるいは、薬を飲んで楽な食事療法、運動療法を続けるか。
みなさんの好みに応じて治療法を選ぶこともできます。どうぞお気軽にご相談下さい。