2020年11月 感染症指定医療機関〜発熱外来開設〜
10月26日からコロナウィルス対策が変わりました。これまではまずは保健所に相談する必要がありましたが、今後は指定医療機関に直接相談できるようになりました。当院は指定医療機関として認定されました。コロナウィルスの抗原検査もできます。これは、インフルエンザの検査と同じで、鼻から検体を採取してその場で陽性・陰性が判定できる検査です。また、唾液によるPCR検査の検体採取もできます。
時間部屋による分離
発熱のある患者さん、コロナ感染患者さんとの濃厚接触歴、海外渡航歴のある人は事前に電話連絡してください。
発熱外来は感染が疑われる患者さんと一般の患者さんとを分けて診察することが求められます。当院では上の表のように時間下記のように部屋を区切って診察します。普段、高血圧や糖尿病等の慢性疾患で通院されている、いわゆるかかりつけの患者さんは上記の一般外来の時間帯に診察します。受付窓口、あるいは電話で事前に予約することをお勧めします。
空間による分離
コロナウィルス感染が疑われる患者さんは、お車で待機していただきます。お車以外でお越しの方は先月も紹介したセラピールーム(玄関横にあるサンルーム)で待機していただきます。診察もセラピールームで行いますので、一般の患者さんと触れあうリスクは極めて低くなっています。
愛知県ホームページでの公開
発熱外来の指定施設でも県のホームページへの記載に同意していない施設がたくさんあります。1,190余りの指定医療機関のうちの1,000余り、つまり6分の5の施設が同意していません。「あそこにかかるとコロナの患者さんがいるからうつされるかもしれない」という、いわゆる風評被害を恐れてのことだと思います。しかし、私はこれは逆効果だと思います。患者さんたちは疑心暗鬼になってしまって、感染のリスクは極めて低いのに受診できない、ということになってしまうからです。
当院は、感染対策はバッチリです。安心して受診してください。
つばさクリニック院長 石川 亨