2024年10月 コロナワクチン勉強会のご報告
10月26日、いきいきホールにて第2回コロナワクチン勉強会を開催しました。9月8日の第1回目に劣らないほどの盛況でした。ご参加下さった方々、本当にありがとうございました。
今回はCBCの報道部記者・有本整さんが取材に来られて一生懸命カメラを回しておられました。大石邦彦キャスターは衆議院議員選挙投票日前日ということで来られませんでしたが、この会には非常に興味を持っておられ、取材の内容は有本さんからしっかりと伝えてくださるとのことでした。
ワクチン推奨報道の加速
最近はコロナの脅威を煽り、ワクチン接種を推奨する報道が目立つようになりました。何としてもコロナワクチンを接種させたい、という魂胆がひしひしと伝わって来ます。そういった報道がいかに非論理的であるかを説明し、それらに騙されている人たちを説得する術を伝授することをテーマにお話ししました。
続いて、今も健康被害に苦しんでおられるお二人のお話を伺いました。被害者の生の声を聴くことで、被害の実態を実感していただけたものと思います。
その後、質疑応答( ※ ) を行いました。
( ※ ) 質疑応答の内容は添付資料をご覧ください
心筋炎・心膜炎患者数のごまかし
厚労省は心筋炎・心膜炎の患者数を10から29歳のコロナワクチン接種者と15~ 39歳のコロナに感染した人とで比較したグラフを作り、いかにもワクチン接種よりもコロナ感染の方が患者が多いという印象操作をしました。しかし、これは誰が見ても非論理的です。比較の対象が全く違うのです。本来ならばワクチン接種をした場合としなかった場合を比較するべきで、当然年齢も同じにしなければなりません。それで比較したら、ファイザーで81倍、モデルナは218倍も患者数が増えているのです。
超過死亡
超過死亡についてもお話ししました。超過死亡というのは予測された死亡数よりも増加した死亡者のことで、ワクチン接種に合わせるように超過死亡が増えているのです。なぜか、厚労省は原因究明に及び腰です。
最後に大阪府吹田市議会、兵庫県赤磐医師会、大阪府泉大津市のワクチン接種慎重派人たちの良識ある提言、政策を紹介しました。この動きが全国に広がることを期待します。
被害患者さんの声
今回は黒田さんと櫻川さんというお二人の男性にお話をしていただきました。辛い体験をお話しするのはもの凄く勇気のいることだと思います。特に櫻川さんは両足が不自由で車椅子生活を余儀なくされているのに遠くからお越しいただきました。
髪の毛をかえして
黒田さんは2回目の接種3か月後から後頭部に円形脱毛症のようなものができましたが、まさかワクチンのせいだとは思わなかったので、半年後に3回目の接種を受けました。自分としては接種したくなかったけど、当時は接種せざるを得ない状況だったのです。その2か月後から脱毛がひどくなり、10か月後には頭皮全体の毛が抜けてしまい、14か月後には仕方なく(?)丸坊主にしました。その1か月後に毛が生えてきたのですが、真っ白だったそうです。そして、その3か月後には眉毛、まつ毛、鼻毛もなくなってしまったのです。
今も髪の毛は真っ白です。「ヤンキーに見られる」と冗談めかして言われていましたが、さぞ辛いだろうと思います。今は「とにかく元に戻して欲しい」と何度も言われていました。
もう一度富士山に登りたい
櫻川さんは大石さんのYoutubeでも紹介されていますが、ワクチン接種後に意識不明になってしまいました。急性散在性脳脊髄炎と診断され、2か月間意識が戻らなかったのです。そして意識が戻った時には足が動かないだけでなく、感覚が無くなっていました。この病気は厚労省に報告されているだけでも100人以上の患者さんがいらっしゃいます。櫻川さんは物凄い努力家で懸命なリハビリを続けて何とか自分で車椅子を漕げるまでに回復されました。自宅に造ったスロープを1日50往復漕ぐという、トレーニングに励んでおられます。登山が好きだった櫻川さん、もう一度富士山に登りたい、という目標があるのです。
集団訴訟
櫻川さんは今年の4月、8人の遺族と4人の患者さんとともに国を被告とした集団訴訟を起こしました。当時はワクチンを打たないと仕事ができない状況だった、国が安全だというからそれを信じて打った、それなのに国は過ちを認めない。自分だけでなく同じようにワクチン接種後の健康被害に苦しんでいる人のために、また二度とこのような薬害を起こさないように、という思いから訴訟に踏み切ったのです。
お二人のお話、皆さん真剣な表情で聴いてくださいました。終了後のアンケートでは被害者の人たちへの接し方、してあげられることについての質問も書いてありました。月並みになりますが、とにかくじっくりとお話を聴いてあげることだと思います。もし自分や家族、身近な人が同じ境遇になってしまったら、と想像力を働かして接してあげてください。
大手マスコミの実態
CBCの有本記者も少しだけお話しされました。大手メディアがワクチン被害の実態をほとんど報道しないのは政府からの指令があるのか、という質問に対して「CBCに限って言えばそんなことは一切ない。あくまでも中立な立場で双方の主張を報道するようにしている」と言われました。東海地区においてはCBCだけが唯一評価できるメディアです。
次回は12月15日、午前9時30分からいきいきホールで開催します。大石邦彦キャスターも来てくれるものと期待しています。皆さん、お楽しみに。
つばさクリニック院長 石川 亨