2022年1月 トラ年にネコを語る
以前書かせて頂きました孤独死した方の災害公営住宅の玄関に座り込んでいるネコ、御近所さんで餌をやったりと面倒を見ている状況?地域ネコと言うんですね。知りませんでした。
私は友達が居ないので動物と触れ合うのが好きなのですが、このネコは中々、懐いてくれません。餌をあげると食べますがついて来るという事は全くないのが何か寂しい。御近所さんのイヌやネコの散歩をしている時もチラッとこちらを見ますが後はそっぽを向く感じ、最近はずっと玄関前に居る訳ではありませんがどこに行っているのか気になる?一度、尾行した事がありますが直ぐに見失う、というかネコが歩くコースをついて行けない。道路沿いを歩くならついて行けますが、家と家の間や庭先などに入られると流石に止まってジロジロと見ていられないと申しますか、不審者扱いされてしまいます。いくら田舎とはいえ、御近所さん以外は知らない顔もチラホラですし、登下校中の顔見知りの小学生に、おはよう! 行ってらっしゃい!こんにちは! お帰り! とか声掛けをしているだけで不審者情報として回されたりします。
以前、メガネを掛けた坊主頭の中年男性が自転車に乗って子供に声を掛けているという情報メールが回り時間、場所、服装等、私と完全一致するという事もあり、難しいものです。
そういう次第で地域ネコがどこに出掛けてくるのか突き止める事はできないのですが今でも夜は玄関付近で丸くなっているんですよね。かなり寒くなってきておりますので段ボール箱とか置いたりしている方も居りますが風で飛んでいくし、雨が降れば濡れて破けるし、寒さ対策にはならないみたいです。多分、初めて屋外で過ごす冬だと思うので見ていると気の毒というか可哀想なのですが、どんなに呼んでもついて来ないので見守る事しかできませんね。
本年も皆様にとりまして御多幸で御健康に過ごせる年になりますよう衷心より御祈り致しますと共に、本年も何卒、宜しく御願い申しあげます。
岩手県大槌町 小川 孝幸
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