遥かなる復興への道 from 岩手県大槌町

通り一遍のマスコミ報道では分からない、被災地の生の姿を復興への熱い思いを込めて伝えます

先日、糖尿病と痛み止めの薬が無くなったので病院に行ったら、受付で、

「最近、コロナウィルス感染拡大地域に行きましたか?」

等々聞かれて、今までのように単純に

「ありません」

と言ったのですが、

「内陸の盛岡市や花北地域には?」

と更に聞かれたので、

「ああ、それなら仕事で行ってます」

と言ったら

「携帯に連絡を入れますから車で待っていて下さい」

と言われました。今までは感染拡大地域は県外や関東方面と捉えていて、そう答えていたのですが、この時の話ではもう岩手県内でも内陸は感染拡大地域だと捉えられているようでした。その内陸で仕事をしているので感染防止対策の一環として警戒されたみたいでした。結局1時間以上車で待たされた後ようやく電話が来て、問診されました。処方箋等を事務員さんが車まで持ってきてくれると思ったら、受け渡し用の小さな窓口に置くので取りに来て下さい、という事で取りに行きました。その後、処方箋を持って薬局に行って、同じ様に新設?された小さな窓口に処方箋を出して車で待ってましたが、本当に色々と考えているんだなあと驚くとともに感心した次第でした。


今年は帰省者や観光客が多かったのか、7月の連休頃から県外、主に関東のナンバーの車が多かったですね。配送等で青森、秋田方面に行った時に道の駅に立ち寄ると、いつもはガラガラの駐車場が満車状態でしたし、県外ナンバーや「わ」ナンバーのレンタカーだらけ。盆過ぎには落ち着きましたが、逆算すると青森、秋田、岩手で感染者が激増した時期と一致するような気がします。

仕事の面では運転代行が忙しくて助かりましたが、一方では帰省者や県外からの観光客とは余り接触したくありません。お客さんの話を聞いていると、「ワクチン接種をしたから大丈夫」と言う方が非常に多いのです。私が「ワクチン接種しても感染する、ワクチンは感染しても重篤化しない為に打つんですよね」とか言うと、「違う、ワクチン接種すれば感染しない、大丈夫」と言われます。その度に同調圧力?を感じてしまいます。

何故こんな風になってしまったのか考えると、テレビの影響が大きい様な気がします。菅総理他、河野太郎、田村憲久らの閣僚もワクチン接種関連の話をする時に、それぞれの話の内容が違う事が多いのが不思議。真実は一つなのでワクチン接種に関する知識等、 情報が共有されていれば誰が言おうと内容は同じになるはずですけどね。 それを更にテレビで専門家なる人達が色々と言い出すと話が変わってくる。その上、専門家でも何でもない芸人等のコメンテーターがワクチン接種の事を好き勝手に言い出すと収拾がつかなくなり、ワクチン接種をすれば感染予防になるという自分勝手な解釈が生まれてしまうのではないでしょうか。ワクチンの予防効果とは感染した場合の重篤化予防だと思いますが予防という言葉だけがクローズアップされて一人歩きしている様な気がします。

菅総理の「感染拡大を最優先にしながら考えていきたい」との言い間違いと言うより本音、それを会見中に誰も気付かず、そのままホームページに掲載する菅一味。あの連中は「国民の命と健康を守る」つもりなど毛頭ないことは明白です。次回の選挙では全員落選させなければなりません!

岩手県大槌町 小川 孝幸


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