遥かなる復興への道 from 岩手県大槌町

通り一遍のマスコミ報道では分からない、被災地の生の姿を復興への熱い思いを込めて伝えます

東京五輪の聖火リレーの為の通行止め予告、設置しだしていたのが5月中旬頃、通行止め予告の日時は6月17日(木)、1ヶ月も前から予告する程、大事な事なの?というのが率直な感想でしたがはっきり言って迷惑です。田舎に行けば行くほど通行止めにされると迂回路が無いのに、当日に予定のある方は予定をずらせ、東京五輪の聖火ランナー様のお通りだ!どけどけ!と言われているように感じてしまう私は捻くれ者なのでしょうね。道路工事の為の通行止めなら何とも思いませんが東京五輪の聖火リレーの為というなら話は違います。

私の東京五輪に対する印象は良くありません。理由は幾つかありますが、先ず、この聖火リレーの中継でNHKが沿道で聖火ランナーが通過する際に、東京五輪開催反対、中止するべき、今は五輪よりも国民の安全を優先しろ等々のプラカードを持ち大声で開催反対を叫んでいた人達の音声を止め、映像を切り替えた事がおかしい。反対している人の声を封殺し如何にも全国民が東京五輪開催を諸手を挙げて大歓迎しているかの様な印象操作報道には違和感があるんですよね。NHKが勝手に言論封殺や印象操作をしている訳ではなく、どこの誰がヤラセているのでしょうかね?

次に、招致の時から東日本大震災の被災地にスポーツの力で夢と希望を齎す、復興した事を世界に発信し世界中からの支援に感謝、他色々と綺麗事を羅列し、復興五輪だと言っていたが、五輪開催準備の為、大手ゼネコンは被災地から重機類を引き揚げ、東京に集中させた。これにより復興事業は大幅に遅れた。故に被災地、被災者は出汁にされただけで現実は復興五輪ではないという人が多く、東京五輪は被災地の復興に全く寄与していないと思います。

そして、昨年五輪延期の判断が下される前まで、人類がコロナに打ち勝った証の大会だと宣ったがコロナに打ち勝つ事は出来ませんでした。すると今度は、世界が一丸となって、この難局を乗り越え、人類が絆を更に強めた象徴の大会という事になっておりますが。迷走感が半端ないですね。
まあ、世界が一丸と言ってはみても、その世界から五輪開催は狂気の沙汰と言われ出しておりますが日本では余り報道されないのが不思議でなりません。

因みに国際オリンピック委員会の会長、トーマス・バッハは「緊急事態宣言下でも五輪は開催する。五輪の夢を実現する為には誰もが幾らかの犠牲を払わなければならない。アスリートは間違いなく彼らの五輪の夢を実現できます。」日本の世論の反対意見に対しては「もし状況が改善しなくても我々は我々の仕事をするだけだ。」と言い放ちましたね。こういう人達が五輪開催か中止の決定権を持っていて開催国の意向、状況は関係無いというのは理解できない、それより何より、こいつらの商売の為に何故、日本が犠牲を払わなければならなのか?このコメントに対し菅総理も丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣も小池東京都知事も反論の一つもしないのは何故なのか?アメリカなら激怒する場面ですよ。

今まで何度も書かせて頂きましたが東京五輪は中止すべきだと思いますし、戯けた事を言い放ったバッハとコーツに厳しく抗議をするべきです。オリンピックは犠牲を払ってまでしなければならないものではありません。

岩手県大槌町 小川 孝幸


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