2021年4月 セラピードッグのそれぞれの春
野山にも街にもきらきらと春の光が降り注いでいます。
とりあえず緊急事態宣言も解除となり、このまま春を満喫したい気分ですが早くも”第4波”の到来を懸念する声も聞かれます。
とかく暗いニュースにとらわれがちな昨今ですが、毎日が人生の貴重な一コマです。しっかりと対策をとって”今”を楽しむこともとても大切なことだと思います。
ということで、みなさんには心がうきたつような計画はありますか?(*^▽^*)
私には子どもの頃から”春”というと山菜採り、という恒例行事がありました。
春彼岸の蕗のとう探しから始まり、つくし摘みやわらび、ぜんまい、こごみ、タラの芽‥、と場所を変えては山菜採りの休日がゴールデンウィークまで続きます。山にはかたくりや笹百合、春蘭が咲き始めます。その頃から迷子のわんちゃん、ねこちゃんを見つけると素通りできない私でした。とても懐かしい想い出です。
在宅時間が長い今、例年になく庭の雑草が目につきます。
犬達を遊ばせながら草取りをしていると短い時間でもそれぞれの個性が垣間見えておもしろいひとときです。時折、カマキリの卵やミミズに遭遇して感動しています。
パールはお日様の陽射しをたっぷりとひとりじめできるお気に入りの場所を見つけてお昼寝タイム、リボンは何をするわけでもないのですが傍らにくっついて一心に見学に徹しています。決して手出し口出しはしません。(^_^;)
テレサはとても忙しそうです(^^;)草取りをのぞき込んでいたかと思うと、車が通るたび‥ねこの鳴き声がするたびにダッシュして運動会さながらです。テレサはなんてことないおもちゃを見つけては一人遊びに夢中で、草取りが終わってもなかなか家には入りません。
人も犬も、夢中になれる何かを持っているってすごいことだと思います。笑
”はじまりの春”、私も夢中になれる何かに出会いたいと思うこの頃です。
看護師・アニマルセラピスト 石川 薫