2020年9月 秋の足音を感じながら
残暑お見舞い申し上げます。
来る日も来る日もスーパー猛暑とコロナウイルス感染拡大状況の報道に悩まされたこの夏でしたが、みなさまはお変わりなくお過ごしでしたか?
盆踊りや花火大会、お祭りも‥楽しい行事は全て軒並み中止。更には帰省制限というおまけまで付いた、いつもとは違う夏がようやく終盤を迎えました。
たくさんがまんをして、やるべき事を守って過ごした夏の日が平和な日常に向かって少し前進できていることを信じて元気を出してゆきたいものです。
クリニックの犬達は出番が激減して、というより皆無となってからお昼寝の時間が倍増しました。唯一の楽しみはお散歩くらいなので気合いが入ります。
「やったー!!おさんぽ、おさんぽ!!(*^o^*)♡♡♡」
と半端ない喜び方です。
家族の食事が終わって、
「ごちそうさまでした!」
の言葉を聞くと”ごちそうさま=お散歩いくよ”の合い言葉だと思っている犬達は
「わんわん!!!」
とせわしなく催促します。(約1頭ですが‥笑)
犬達はセラピー活動中にはほとんど声をだすことがないので
「なくことはあるの?」
とよく聞かれます。大きな声では言えませんがおおいにあります!!(^^)
「いかないで!!」とないたり「おかえりー」とないたり。
「わーい、ごはん!」の時もあれば「だれかきたよ」の時もあります。
「わんわん」は犬の言語だと思っているので暮らしの中ではたまーに叱りながらしっかり受け止めます。
最近では朝6時に犬達と散歩に出かけると、少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。黄金色の稲穂や、風の感じ方、犬達の食欲の復活などなど‥笑 みなさまと再会できる日に備えて人も犬もコロナ太りには十分気をつけて実りの秋を楽しみたいと思います。
看護師・アニマルセラピスト 石川 薫