2020年8月 無念の再度活動休止〜犬たちのお昼寝3連発〜
愛知県はもとより日本全国大変なことになっています。
コロナウイルスの再燃、各地における水害、暮らしを脅かされる不安や苦悩を強いられている方々が多くおられる中ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
アニマルセラピー活動の再開もつかの間、こんな時だからこそ出来ることがあるのではないかと思案もしましたが、妙案も浮かばず再度、活動休止を決めました。
短い再開期間では有りましたが犬達を好きでいてくれるみなさんのおかげで、私達の方が勇気づけられる貴重な時間となりました。ありがとうございました。
今や感染の危険はあらゆる場に潜んでいます。やれることは全てやって自らの健康は自分で守る、そんな強い気持ちで乗り越えてゆきましょう。
先日の新聞で名古屋大学の准教授パシィレバ・マリア先生が「ウイルスがもたらしたもの」と題して提言をしていらっしゃいました。
「~私が動けばウイルスを拡散させてしまうかもしれない~他の人を守ることが頑張る と言うことではないでしょうか。」
体調が悪くても仕事や学校に行くことが”頑張る”と言うことではないのですね。
そして、
「今回のコロナウイルスの拡大で子ども達は大人の百倍辛い思いをしたけれど、この強い学びを常識として次の社会へ持って行ってくれると思います。」
ともおっしゃっておられます。これまでの、少し熱があっても身体がだるくてもがむしゃらに頑張る、頑張らせる、そんな美徳とも言われた行動を変える時期かもしれません。
子ども達の未来が”他の人を守るためにがんばる”世の中であって欲しいと願わざるを得ません。他の人を守る、ということは自分自身も守ると言うことですね。
さて、いぬ達はそんな行動変容のお手本のようにのんびりと過ごしています。
我々とは違っていぬ達には背負うものもなく、うらやましいくらいに”素”で自由な毎日です。お昼寝3連発の写真をご覧頂き、みなさんも少しだけ”素”の心地よさを取り戻していただけたらうれしく思います。
看護師・アニマルセラピスト 石川 薫