2019年1月 親の心、子知らず?
新年、明けましておめでとうございます。昨年中は大変、御世話になり誠にありがとうございました。本年も皆様にとりまして良い年となりますよう、衷心より御祈り申し上げます。
さて、年末、年の瀬も迫り、色々と忙しく、少々疲れが出ていると自分でも感じてはおりました。そんな時、知人のKさんから連絡があり、障子の張替えを頼みたいと言われました。しかし、バイトを休めるかどうかが問題、何時やるとかの確約は出来ないと言いましたが、暇をみてやって欲しいとの事。そう言われると本業の表具仕事の依頼だけに無碍にも出来ず、請けてしまった次第。それから1週間程経ち、エバの通院の為、運転代行のバイトを休み、昼間の仕事を終え、洗車やら何やら済ませて大槌に向かいました。受診の予約は午前11~12時の間となっておりましたので11時半頃までに行けば良いだろうと考え、Kさんには朝8時前に伺う旨を連絡しておりました。
その日の朝、早く起きて準備しようとして布団から出ようとしたら身体が重く、頭が痛い、妙な倦怠感があり、具合が悪い。あれ、おかしいなと思いながらも服を着て準備を始めましたが余り力が入らない。熱を測ってみたら微熱ですが熱がある。これは以前にもなった事がある症状と申しますか、血糖値が異常に高くなった時と同じ様な症状。車の横転事故から色々あり過ぎて、病院に行けなくて糖尿病の薬を飲まなくなり早3ヶ月超、節制をしていれば大丈夫かも?と思い込んででも頑張り続けなければならなかったし、通院しなくなると、行きづらくなり、行かなくなってしまったというのが正直な所でした。
しかし、具合が悪くとも、仕事を中止する訳にも行かず、根性で頑張ろうとしていたのですが、そんな私を見て息子のヒデが意外な一言を、「大丈夫? 冬休みだし、今日は何も予定が無いから手伝うよ」ですと。えっ!?マヂで???と思ったのですが、素直に手伝ってもらう事にして、2人でKさん宅へ向った次第でした。時間も余り無く、とにかく急いで作業せねばならず、ヒデが手伝ってくれるのは凄く、嬉しいのですが、何を手伝わせようかと考えてみても何故か、心配が先に立ち、簡単に、これをやってと言えない私。でも思い切って、先にやってみせてから洗いをしてもらいましたら力加減が意外に上手い(笑)。何だかんだで、貼り終わり、最後に噴霧器で均等に霧を吹き、乾けばピンと張
る状態にしました。本当なら乾いてからKさん宅を後にするのですが、この日はエバの受診の為、病院に行かねばならず、乾くまで絶対に触らないで下さいと言い置いてKさん宅を後にしました。
ヒデが手伝ってくれた事は本当に嬉しかったですね。親子で作業をするなど初めての事ですし、正直、私も照れたと申しますか、微妙に素直になれない部分もあり、色々と表現が難しい気持ちが込み上げて参りましたが、もし震災が無かったら一応、色々と教えていたのでしょうかね。まあ、本人次第ですけど出来れば覚えて欲しいものです。作業を終えて帰る頃には何故か、すっかり具合も良くなり、久々に楽しいと思った次第。
こうして手伝ってくれるなら今後、ヒデの前では具合が悪いと言い続けてみますかね(笑)。この後、エバを病院に連れて行く車中にて、今日は嬉しい、楽しい等々と言い続けていた私に本当にバカ親だよね、あまり口に出して言っていると嬉しい気持ちが無くなっちゃうんだよとかフィリピンの格言?の様な事を言うエバでしたが、意味分かんないし!(笑)
岩手県大槌町 小川 孝幸
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