遥かなる復興への道 from 岩手県大槌町

通り一遍のマスコミ報道では分からない、被災地の生の姿を復興への熱い思いを込めて伝えます

気象庁は今年の冬は暖冬で雪が少ないとか予想しておりましたが、11月下旬になって北極から直接寒波が下りて来て北海道、東北は大荒れの猛吹雪になるとか言い出しました。丁度その頃、青森県津軽地方への配送に当たりチェーンを準備したり、冬支度をして走ったのですが拍子抜けと申しますか平地では殆ど雪は積もりませんでした。でも朝方は道路が凍結はしていて久々に凍結路を走るのは一応、緊張します。タイヤもスタッドレスタイヤに替えてませんし、というか買えないらしい

2024年問題

私が仕事をしている運送会社は2024問題に対応できず廃業するとの事。走り方、待機時間等、色々と試しながら運行したりしておりましたが、国の規制を遵守しようとすれは運転手が足りない、かといって新たに運転手を雇用する体力は無い。現員で仕事を回すとなれば国の規制を守れず、いずれ監査が入った時に営業停止等の処分を受ける事になるでしょうしね。

この2024問題、国の規制は運転手不足を解消する為に運転手の労働時間、労働環境の改善を目的としている筈なのに、その規制を遵守しようとすると余計に人手不足になるという・・。正に矛盾です。中小零細の小と零細は倒産、廃業が増えるかもしれませんね。

今回だけは社長もマジで何か他の仕事を探してくれと言うので皆、各々、他の会社や異業種の仕事等々を探し、面接を受けに行ったりしておりますが、転職が決まった運転手は居りません。私も何社か聞いておりますが、今回ばかりは良い返事を頂くに至っておらず焦燥に駆られているのが現状です。メインの運送仕事の掛け持ちでバス仕事や運転代行などをして何とか凌いできたのにメインがダメになると流石に厳しい。他の運送会社も聞いてはおりますが壁になっているのは年齢です。それと、いわゆるブラックが多過ぎ、まあ私が働いている運送会社もそこそこブラックだとは思いますけど(笑)。運転手達の間で「あそこの会社だけは行ってはいかん」と囁かれている会社の多い事・・・。その殆どは大手運送会社、中小零細の中の会社です。

求人情報に偽りあり

求人情報を見れば、それなりの給料に制服貸与だ、福利厚生がどうのと如何にも働いている運転手の為にとか、運転手ファーストみたいな事は書いてますが、こう言う会社は物品販売もしていて運転手にも販売ノルマが課せられる。ノルマを達成できなければ運転手が自腹買取り、建て前上は買取りしなくていいと言いますが、買い取らないと給料の査定に響き、給料が激減したり、稼げないコースに回されたりします。更に荷物を壊したら自腹買取り、若しくは弁償、事故も自分が起こした場合だけでなく貰い事故でも弁償とか。安易に運転手に全て賠償しろという会社は私は全く信用できないんですよね。はっきり言えば、こういう事をしている会社は運転手を使い捨ての奴隷と思っているんですよ、本当ですよ、こういう会社の管理職が必ず言う言葉、それは「お前の代わりなんていくらでも居る」。こういう事を言い続けてきた業界が今、人手不足に陥っているんですよ。まあ、考えてみれば運送業界だけの話ではないですけどね。

岩手県大槌町 小川 孝幸


「遥かなる復興への道:2023年12月 運送業界2024年問題」をダウンロードする


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