冬季休業日のお知らせ
つばさクリニックでは、2019年12月30日（月）午後〜2020年1月5日（月）までを冬季休業日とし期間中の診察および救急外来はお休みさせていただきます。
2020年1月6日（火）より通常診察となります。
皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。
カノンの調べ永遠に
我が家に来た頃のカノン
「石川家の奇跡」
院長がそう呼んだセラピー犬「カノン」が10月27日、秋晴れの空へと還ってゆきました。その日の朝は珍しく小さな声で「わん」‥「わん」と数回鳴いて、
「どうしたの？何か言いたいの？」
そう思って気になっていました。前日から数歩歩いては倒れ込み、立ち上がることも難しく、のどを通る物は薬膳スープだけ‥。２月からの闘病生活もいよいよ終わりに近づいているのかと気がかりなここ数日でした。
庭にて
家庭犬としてのびのび育ち、誰に対してもフレンドリーで仲良く出来るカノンの優しさは最上級です。そんなカノンの活躍の場を探していたある日、私達は”アニマルセラピー”と出会いました。カノンが２歳の時のことです。以来カノンが家庭犬からセラピー犬となり９年間、つばさクリニックアニマルセラピーのエースとして沢山のみなさまに可愛がって頂きました。まるで心の内がわかるかのように傷ついたこころを慰めてくれるカノン、一心に寄り添ってくれる姿は到底真似できるものではありません。
セラピー犬カノンとしての活動は、８月８日の安城更生病院 緩和ケア病棟が最後になりました。カノンが居たからこそ実現した緩和ケア病棟でのアニマルセラピー‥。
カノンとの二人三脚で夢を追いかけて来たつもりでしたが、カノンが居てくれたからこそ、のアニマルセラピーだったと今更ながら気づかされます。カノンは何の取り柄もない私にも”アニマルセラピー”というとっておきの居場所をプレゼントしてくれたのでした。
院長とカノン
膀胱腫瘍と診断されてからの約９ヶ月は、今こそカノンに恩返しが出来るかけがえのない時間だと思ってきました。家族が一丸となって、家を離れた子や孫達も何度も夜中や早朝にも駆けつけてくれました。命名の由来となった名曲”パッヘルベルのカノン”はカノンの面影と共にこれからもずっとみんなの心の中で優しい調べを奏でてくれることと思います。カノンは本当によく頑張りました。
11年前、先住犬バーディが亡くなったときに、娘がバーディに聞きました。
「バーディ、石川家は楽しかった？」
今度は私がカノンに聞いてみたいです。
「カノン、石川家は楽しかったですか？
もっともっと一緒に居られると思っていたけれど、ごめんね。そしてありがとう。またいつかきっと会おうね。」
（看護師・アニマルセラピス 石川 薫）
夏季休業日のお知らせ
つばさクリニックでは、2019年8月11日（日）〜8月15日（木）までを夏季休業日とし期間中の診察および救急外来はお休みさせていただきます。
8月16日（金）より通常診察となります。
皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。
ホームページをリニューアルしました
ホームページをリニューアルしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
